漢方ごはん「火」に羊肉が入っている理由

薬膳というと、特別な食材を使った特別な料理と思われるかもしれません。

 

でも、そんなことは全然ありません。

 

薬膳では、すべての食材に効能があると考えます。

 

 

食材は体温にも影響します。

 

体を温める食材もあれば、

体を冷やす食材もあれば、

体温に影響しない食材もあります。

 

 

冬には体を温める食材を多めにし、

夏には体を冷やす食材を多めにすると

季節の悪影響を和らげることができます。

 

私たちは、自然にそのような食事をしています。

 

夏には素麺・冷奴・生サラダをよく食べますね。

生野菜、特にきゅうりは体を冷やしてくれます。

 

冬には鍋物など暖かいものをよく食べますね。

鍋につきもののねぎは体を温めてくれます。

 

 

肉もそれぞれ体温に影響を与えます。

 

例えば、

鶏肉・羊肉・鹿肉は体を温め、

馬肉は体を冷やし、

豚肉・牛肉は体温に影響を与えません。

 

 

ピリカ薬膳シリーズ漢方ごはんの

「火」のごはんには羊肉が入っています。

 

「火」のごはんがお勧めなのは

年齢的には小型犬なら1歳前、

性格的には興奮しやすい子、

季節的には夏にお勧めです。

 

「火」のごはんに関してご質問をいただくことがあります。

「火」は体を温める羊肉が入っているのに

夏に良いというのはどういうことですか?

というご質問です。

 

 

「火」のごはんに羊肉が入っているのは

羊肉が「火の五畜」だからです。

 

五行それぞれに影響する食材があり、

穀物なら五穀、

野菜なら五菜、

肉なら五畜と言います。

 

羊肉は火の五畜であり

火の要素を補う力があると薬膳では考えます。

 

そのため、「火」のごはんには羊肉が入っています。

 

 

 

体温に影響する食材は肉だけではありません。

 

穀物も野菜も、すべての食材が

それぞれ体温に影響します。

 

漢方ごはん「火」には体を冷やす食材も入っており、

全ての食材のトータルの力で

体温に大きな影響を与えないレシピ設計になっています。

 

体を温める羊肉が入っているという一点だけを見るのでなく

レシピ全体を見るとご理解いただけると思います。

 

 

ピリカ薬膳シリーズ漢方ごはんドライタイプは

大変好評をいただいており、

現在、生産が追い付いていない状況です。

 

12月は製造できるたびに数点ずつ

オンラインショップで個数限定で販売しておりましたが

購入できないお客様多く、

ご迷惑をおかけしてしまいました。

 

現在はドライタイプのみ

オンラインショップで予約を承っております。

 

レトルトタイプ・おやつ・ふりかけなどは通常通り販売しております。

オンラインショップはこちら

 

ご予約をいただいた順番に

1月下旬から出来立てほやほやをお届けします。

 

現在、札幌の自社工場では

三交代制で土日祝日も製造に励んでおります。

 

ご希望の方はオンラインショップからご予約くださいm(__)m