2019. 03. 11
こんにちは!
この2月よりピリカメディカルサロンの一員となりました、野原真梨花と申します。
今後常駐職員として動物看護をはじめ、様々な形で皆様にお目にかかるかと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します!
2017年の末まで約3年間ドイツに滞在し、ティアハイルプラクティカー(動物自然療法士)の学校を卒業して参りました。その他、ヨーロッパ最大の動物保護施設、ティアハイムベルリンにて保護動物の飼育にも携わってきました。
私は中学生の頃、ある新聞記事をきっかけに日本の動物を取り巻く現状が厳しいことを知り、それ以来、日本の動物福祉の向上を願い、ボランティア活動やセミナーに参加し、諸外国の保護活動に関心を寄せて参りました。
ドイツに渡って感じたことは、動物福祉先進国と言われているドイツですら、動物を捨てる人がいたり虐待する人がいたりと、課題は少なくないということです。
こんなに愛しい「家族」である動物たちをどうして捨てられるのだろう。
どうすれば家族全員が最後まで幸せに愛情に満ちた生活が送れるのだろう。
そう考えたときに辿り着いた答えは、
一緒に暮らす家族がその動物種のことをきちんと理解し、リスペクトを持って動物に接すること。
そして命に対して責任を持つこと。
そうすればきっと捨てられる動物は減り、動物の福祉も向上するだろうと願っています。
では、そのために私にできることは?
ピリカに勤めて約1か月。これまで出逢った方々は皆さん愛情いっぱいに動物さんのことを想っている方々ばかりでした。
たかが動物病院、されど動物病院。
ピリカという場所でもって、病気の治療予防はもちろん、正しい知識や新しい知識をもっともっと皆様に提供していきたいです。
この小さな輪がやがて大きな輪になり、ゆくゆくは不幸な動物を減らすことができるかもしれない。
そう私は願っています。
「Zusammenleben,Wohlfühlen.」
共に生きること、心地よいこと。
動物との生活は素敵です。
かけがえのない1日1日を、愛する 「家族」と満ち満ちて過ごせるよう、私1人の力は微力ですが、ドイツで学んだこと、経験したことを活かし、これから皆様と、皆様の愛犬さん愛猫さんのお役立ちができるよう努めて参ります。
どうぞ宜しくお願い致します。
写真:ドイツにて、友人の愛犬さんと一緒に。